京都アニメーションの作品を紹介します。「聲の形」
こんにちは。丸井ウズラです。
このブログはアニメを通して人生がより良くなる為の情報を発信しています。
特にアニメ制作会社は、特定していなかったのですが、あの悲惨な火災を受けて、私が出来る事はこのブログを通して京都アニメーションの良さを1人でも多くの人に伝えていく事。
もともと心の病があった私はアニメで救われました。だから、何か少しでもアニメ界に何か出来たらと思っています。
今は、そういった方向にしていこうと思っています。
今回紹介するアニメは「聲の形」です。
目次
・あらすじ
・作品紹介
・まとめ
・あらすじ
主人公 石田将也
ヒロイン 西宮硝子
高校3年生の石田将也は、自分の全財産のお金を母が眠る枕元に置き、家を出る。
小学生の時に西宮硝子が転校生としてクラスに来る。
西宮硝子は、耳が聞こえない聴覚障害があり、周りとコミュケーションを取るときは筆談ノートが必要だった。
将也達は、硝子の事をいじめるようになる。
硝子の補聴器が紛失したり、故障した事を重く受け止めたクラスは学級会を開くことになる。
そこでみんなは犯人を将也だと言い、先生も納得した。他の奴も一緒にやっていたと主張したが、聞き入れられなかった。みんなに裏切られた将也は、次は自分がいじめられる対象になってしまう。
そして、硝子は転校。
月日が経ち、心を閉ざしてしまった将也は再度硝子と友達になろうとするが妹に阻まれてしまう。
心を閉ざしてしまった将也は、硝子と友達になれるのか。そして、また他人に心を開くことが出来るようになるのか。
あらすじはこんな感じです。
この作品は見てる方が辛くなります。子供だから?でも?平気で嘘をつきます。人間の本性みたいのがしっかり描かれていて心が苦しくなります。
そして、後半にはきっと泣いちゃうと思います。
あらすじでは、ざっくりでしたが将也の周りでいろんな事がおきます。それをどう解決するか目が離せない作品です。
・作品紹介
このアニメ映画は、公開劇場数が120館と少ないながらも累計動員が177万人を記録し、日本映画全体では、2016年の興行収入の第10位になった作品になります。
もとは、少年マガジンで連載されていた作品になります。単行本は全7巻。
過去に2014年コミックナタリー大賞1位、このマンガがすごい!2015で第1位、2015年のマンガ大賞では第3位とこれだけの賞があり、評価が高い作品と言って良いでしょう。
ジャンルは、少年学園漫画になります。
内容としては、聴覚障害者へのいじめがメインテーマです。
なかなか心苦しい、表現や周りの態度が度々ありますのであまり好みじゃない方もおられるかもしれません。
しかし、この作品を見ると聴覚障害者の生活、苦悩、家族の気持ちなど痛いくらいわかります。
もし、自分がそうでだったら、接する立場なら優しく振る舞えるのだろうか。
逆に障害があったとすれば、周りと打ち解ける努力をするのだろうかと考えさせられる作品です。
・まとめ
立場は簡単にひっくり返る。
犯した事は返ってくる。
でも、やり直せる。
この作品を見て私が感じた事です。
自分の行動を改めて見直したくなるアニメ映画であり、次の世代にも伝えていかなければならない内容だと思います。
見ていて心が痛むシーンからほんわかするシーンなどアニメにはいろんな表情があります。
いろんな感情が繊細に表現されていて感情移入してしまいます。将也が相手との距離感が掴めないところが個人的には好きですね。
この作品に限らず、自分を認めてくれる人が1人でもいてくれたら、きっと硝子のように前向きになれるし、本人としては嬉しいことこの上ないと思います。
自分を今1度見直したい人や少しノスタルジックな気持ちになりたい方は、是非見て欲しい作品です。